獣の奏者エリン<終> 面白かった。
ETV50周年のバッジは伊達じゃないというか、全50話完結でございます。
当初はキャラクターの造形にどうなることかしらん(目に瞳がないのね、それと申し訳程度のハイライト)と思っていたけども、その辺は上手く計算されていてすぐになじんだし、それ以外のところでもプロの仕事だなぁ〜と思わせるポイントが随所に見られ見応えあり最後まで楽しく観ることができた。
演出の仕方とか多少くどいかな〜みたいなところもあったけどまぁそれは好き嫌い。
アニメの公式イベントなんか行ったことなかったけど5月のBKはわざわざ行って上橋さんのお話など聞いたのはすごい収穫。
最後に息子ジェシが登場。父親ははっきり描かれていませんでしたがそれはきっと確信犯なんだろうなぁ。(だってその点に言及するよそ様のブログたるやすごい勢いだもの)
私的に惜しむらくは、エリンがアケ村のサジュやルルとの再会を期待していたのだけどもその描写がなかった点。
新体制になったのならば帰れない場所ではなくなっているかも知れないのに。
(エリンを介した闘蛇ルルと王獣リランの邂逅を体制の暗喩に使ったりしないかなと期待していたりしたし)
最終回なのに「次回予告」がついたのって初めて見た(w
5倍速(全10話)の総集編。生まれ変わりますって言ってますが、再編集のことよねぇ…新しいカットとか入らないかなぁ…?(母エリンがジェシに語る昔話とか…)
これは正月の特別選とは別ですな。