手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

まなびストレート! #5 二人っきりの、夜

早くも5話。随分ヒットしたなー>私。
見る前に仕入れた最低限の情報と実際に見た内容とのいい意味でのギャップによって強く印象付けられるのかな?(びんちょしかり)
アバン:雲行き怪しく真剣な面持ちの兄。 うわー、また暗い展開になりそうだなおい、と前話をひっぱって身構えたらおたふく風邪って…。おたふく風邪もバカにしたもんじゃないけど(実際入院するわけだし)、この辺、作り手にしてやられたカンジあり。あちゃ!とデコを叩く間もなくオープニング。
本編:少々能天気に振られたけど、今回もお話は堅実に進んでいく。近寄りたいけどそれぞれに垣根を作っている二人。橋渡し的なまなびやむっちーを欠いた中での気まずさ感がなんとも巧く描かれていてこれまた感心。めぇサイドからでも物語はできたかと思うけど、今回はみかん視点で。
やってることは中学生日記(高校生だけどw)なんだけど、実写でやると鼻についてしまうイタイタしさが、アニメーションという技法で見せると、観る者のフィルタリングによってエンタテイメントに昇華するという実に分かりやすい作品になってますです。
前半でめぇさんの手紙で距離が縮まった二人、落した手紙でもう一悶着あるかと思ったけどそうそう思い通りにならず、しかしよい方向へ裏切ってくれるのが嬉しい。
まなびを頂点とした[∧]だった生徒会が[△…むしろ○かな?]に、トモダチからナカマへ つくづくよくできたお話だよう。

みかん、しもじーにケリ入れてますが(^^;)。いや、蹴られてもいいんですが
大人目線もちゃんとあってヨカなんですが、生徒会室での喫煙にツッコミ入れられるかと思ったけど肩透かし。
喫煙者自体超マイナーな存在になった未来においては逆に喫煙のマナーも何もなくなるのかも知れんですね?
コーヒーに砂糖をがばがば入れるスプーンを目で追うみかん、の描写はいいなぁ…。

#5脳内変換


最初みかんを見た時から、野中藍ヴォイスで青いショートヘアで苦労人でってことで「炭乗せたい!」っていつも思ってたんだけども、#5観てると、めぇさんに「ザワザワする」って言わせたくなってきた今日昨今…。