手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

ふしぎ星の☆ふたご姫 海の流れ星

今回はホントに小友対象なファンタジックなお話でした。これはこれで善き哉。劇場版でもいけそうな内容だったかな。海の国も恐らくこれきりでしょうし…。
…と前置いて、
ヤマト世代としては1年というタイムリミットを設けられている以上ある程度の「悲壮感」を期待してしまうのだけども、バカンスて…。まぁ王族のバカンスともなればプリンセスレベルのアップにつながる合宿みたいなものかも知れないけれど…。結局ゆるゆる見るしかないんだけどサ。遊んでていいの?なんて思ってしまう。
流れ星にお願い…ふしぎ星にあって星が見えるのか?という疑問は当然あったけども、人工月(投影だったか?)を月とするんだし、珊瑚の産卵でも流れ星と捉えるくらいだから何かしら人為的に行われてるのではないかと。やはり珊瑚の産卵は満月の晩だろうか?
ふしぎ星の住民は空を仰ぎ見ることがあるか?ということについて悶々考えています…

海の国から帰り着いたら楽しい時間は瞬く間に流れ帰る日でした…なかなか上手くまとめたと思うけども、一国のプリンセスが海辺で姿くらましたんだから地上はさぞや大変だったんではないかと…。そこまで考え及ばせてはイカンのかしらん。それこそ数十年も経ってりゃハナシは別だけども1年以上姿消してたらふしぎ星自体危なくなってたなぁ…。というわけで、海の国との時流の差はいらない設定だったような気が…。
いつものプリンセス修行での諸国行脚であれば二人と一匹の行動でヨシなんだけども、せっかく公式行事なのに従者が全くいないってのは違和感というかザンネン。せめてキャメロットやルルくらいついて来ていてもよさげなのに…。

登場する魚介類も造型こそデフォルメされたものだけども、クリオネや珊瑚の生態をちゃんと描いているのは好感。歌で治癒するってのはファンタジー寄りだけども。
クリオネといやいつぞやちょうど放送前にやってる「科学大好き土曜塾(ETV)」で見たクリオネの獰猛な捕食シーンはなかなかショッキングだった。クリオネに一目ぼれしたプーモ、口が頭にあって失恋。ふーん、君は見た目で判断するんだね、なんて。
「幸せは言葉で説明するものじゃなくて、感じるものなんだぜ」
いいセリフだね〜ペギー船長、男だね。

プリンセスパールちゃんであるが、そこかしこで話題なシシ㌦美さん。それ自体ネタになっているようです。どれみっちの穴(カスガさん)の表紙マンガ…ヒドイよう(^_^;)。
お別れにもらった真珠。今後の大切なアイテムになったら、今回のお話も番外編、という感じは薄まるかもしれません。