手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

鹿児島〜つばめ〜熊本〜福岡

先週台風22号が月曜日に発生して、土曜日の出発にちょうど来そうな感じでイヤンだったけど、それは的中し、9日早朝は雨模様で、飛行機が飛ぶのかどうか気にしつつ出発。当初予定していた、フェリーは前の晩に欠航していた。直撃コースではなかったものの22号は紀伊半島にひっかかりつつある。それでも伊丹空港では水煙を上げながら離陸していく飛行機もあったし、掲示板には「欠航」の文字もなし、なんとか定時に離陸することができた。さすがに結構揺れた。
グレー一色の下界を抜けると日差しもきついし、脱脂綿を敷き詰めたようなきめの細かい雲がレフ板になるのかまぶしいことこの上なく。
福岡ではもう台風の影響なんてちっともわからず、薄曇でいい天気とは言わないでもしのぎやすい気候、といった感じ。すぐに鹿児島行きに乗り換える。機材はMD-81、福岡までが747の2階席だったので地面が近い近い。鹿児島まで40分たらず。雲も切れ切れになり、時折下界が見下ろせる。九州の地形は面白い。久々にきれいなブロッケン現象も見れた。ハラハラの代償かな〜と嬉しくなったり。
鹿児島には10時20分、ほぼ定時着。青空に千切れ雲。家を出た時はもう一枚羽織ってきたらよかったかな?と思ったけど暑いくらいだった。
空港待ち合わせの2人と落ち合ってレンタカー(ウィッシュ)を借りていざ鹿児島市街へ。新しい鹿児島中央駅の駐車場にクルマを入れて昼食、あと2人と合流する。しかし中央駅の駐車場は設計に難があるとしか思えない。
メンバーが揃ったところで桜島へ。少々雲が出てて山頂は帽子を被っているよう。ちょっと見た目はよろしくない。桜島は4回目。初めての時は二十うん年前だと思うけど、あの時は火山灰が凄かった気がしたけど、、、。今回は残念ながら、活火山!という印象は薄かったな。湯平展望台〜溶岩道路〜埋没鳥居など巡って島を一周して連絡船で市街に。レンタカーを返却して商店街のサテンでお茶。時間と季節が合わず「白熊」は食せず。テレビで見るに、関東圏を直撃した台風22号の被害を伝えていた。まぁ、なんつーか、エライことになってたんだな、と。
ホテルに荷物を置いて、夕食・呑み… 鹿児島の夜は更け行く。