手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

新・三銃士 バッ…キン

デイリー放送は今日まで。次回から週一…。
いい具合に三銃士原作のお話忘れているので、改変されているところも気付かずなので楽しんでる。
不倫だの元彼だの仮面夫婦だの逃げる人妻だのふとETVであることを忘れさせる内容だけど、下手に規制して迎合するよかよっぽどオッケー、いいぞもっとやれ。
ギャグというかコメディタッチなところもふんだんだけども、時代考証は少々ゆるめ?
一番最初にあれ?と思ったのは、ダルタニアンをダルメシアンと誤称したところ。ダルメシアンって一般的に知られるようになったのは18世紀頃だったかと…。
あと、空飛ぶ円盤!、って、当時そういう認識ってあったんでしょうかね??
まぁその辺は高橋英樹が時代劇でサンキュー言うくらいどうでもいいことではあるんだけど。

いろいろ…。
木から墜落して木を失ったタニヤン。目覚めるシーンが彼の視点(瞼が開いていく)なんだけども、この手法って人形劇としたら新境地じゃないのかな? 人形劇の観劇って絶対的に第三者として外部から眺めるもの、という概念があったけど今までにない映像だと思った。
バッキンガム公、略してバッキン? 運転中、音声だけ聞いてたんだけど、思わずツッこんでしもた。
タニヤン、声を低くして決意表明。ちょっといいところ?
アトスとミレディに知られざる関係が人知れず明かされましたが、これも今後の伏線なんでしょうねぇ。
悪役ボス、リシュリュー枢機卿、ははん、この人、王妃が気になるんだね。
密会を手伝った三銃士のみなさん、親衛隊の相手をするのに剣を抜きませんでした。これは国王の銃士としてではなくタニヤンの友人としての助太刀であることのこだわりなんでしょうね。この辺の演出は憎いのです。
親衛隊といや、アトスを逮捕する際に、事情を酌んでくれと耳打ち…。この辺も役割と人間関係がイコールではないことを表現していて楽しい。
ラスト・おや、コンスタンスとアラミスが…? ここにも役以上の感情が芽生えるんでしょうか??

いやいや次回が楽しみです。