電脳コイル the comics

電脳コイル―The comics (ちゃおフラワーコミックス)

久々にコミックを買った。
前にちゃおの付録になった時に気にはなってたんだけども遂に手は出ず、無念に思っていたところ、一話分追加されて単行本化。ありがたや。

もうね、2P目の朝のどたばたと自己紹介でものすごい「少女漫画テイスト」を感じてしまってスゴイスゴイと感心することしきり。いや当然といや当然なんだけど。

どこでもドアみたく「リンクス」は独自アイテムで登場。こればかりは物理的に問題ありそうだけども…？電脳体だけで生活しているならこれはありかもしれないけれど…。…そーいうことを考えるべきではない作品バージョンなんだろけどね。

男性陣は主要キャラは美しく、それ以外はすごい適当(^^;)ととても判りやすい。ナメッチの造形の単純さったらないね。逆にダイチはアニメーションのそれよりカッコよく描かれてますな。

お話自体は世界観・キャラクターを引き継いだアナザーストーリーというところ。底辺に流れるテーマは同じなんでしょね。
１話ラスト２Ｐ目のようなシーンがアニメ最終回あたりで見られたらいいなぁ、と思うのであります。

２話目、はオトナのいない子どもだけの世界を電脳空間大黒市で体験することになるんだけども理想に見えるその社会も結局いつまでも続くわけではない有限性、また横だけではない縦のつながりの必要性を考えさせられる内容になっているのかな、と。
そーいやアニメの方ではエプロンは出てませんな〜。

大変おもしろうございました。