手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

電脳コイル サッチー

ここ2回のイサコ絡みのアクションが楽しい回から一転、ちょっと静的な、会話中心で進行するお話。…という印象。とはいえアクションも十分でしたが、それは相対的に、ということで。
ハラケンの過去のちょっと重い話、フミエも「ウソのペット」でもサッチーに「撃ち殺された」過去。ヤサコはヤサコでまだ明らかになっていない爆弾を抱えてるのは間違いはないだろうしなぁ。でも、何かを喪失した彼女たちだけども、その会話の後、「どよ〜ん」と暗くならないのは小学生なりに今の社会を生きてるからなんだろな。
お話として、それらがちょっとずつリンクして積層されているのが面白みの要因なんだと思う。

ヤサコとフミエ、メタタグを解除して突撃、「だめじゃ〜ん」から神社の境内での「失礼ね!」までの二人のかもし出すちょっと気まずい(とこちらが感じる)雰囲気がよく出てて結構好きかも。
「壊れたら弁償よ!」とか親しき仲ゆえ出てくる言葉だよなぁ、と。二人の親密度が深まっているのがよくわかるシーンでした。

サッチーの研究とか、「守秘義務」を調べたり、「夏休みの自由研究」とかなんとなくETVの雰囲気がほんわかしてそれがまたおかしかったり。

ハラケンのおばちゃん、17歳?各所でツッこまれてますが、「自称」なんでしょね?いくら有能な客員だからとはいえ…。25、6が適当か?

全話HDDレコに入れてていつでも見られるのに、アンコール放送を見ちゃったのはナイショだ。