手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

忠犬ハチ公のはなし 読売テレビ

中盤とクライマックスだけ観たのでインプレもへったくれもないんだけどなんだか感想二分しそうなドラマだったので。
いわずもがなな忠犬ハチ公の物語、ではあったんだけど知名度が高いお話だけに評価が厳しくなるのはさもありなん。別次元で動いているCG路面電車を見た時、制作側は頑張ってるんだろうけどテレビドラマの限界を見た気がした。

ソロで頑張るハチ公はよかったんだけど、ハチ公役の犬と役者の撮影前のスキンシップの時間てほとんどなかったんだろうな、と思わせる演技をさせちゃイカンでしょ、と思うんですよ。なついてないしシッポ振ってないし。

クライマックスで大学生は主人を待つハチ公の姿を観て雄弁に語りだし里帰りしちゃうし、臨終?のハチを前に屋台の親父も雄弁になるし、、演劇?
寝っころがっただけのように見えたハチ公に「お別れね」なーんてのもちょっとどうかと。
例えこのラストに感動できたとしてもEDがエレキな曲(マドンナ)ってのはナンボなんでもありえない。全くのミスマッチ。