手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

ロミオの青い空 今週分(最終週)

  • クリスマスを前に作業中骨折し、奇しくも休暇を得られたロミオはカセラ教授の屋敷で様々な未知の知識と出会う。孤児たちの問診などカセラ教授の姿を見てロミオも教授のようになりたいと思い、またビアンカもアルフレドの死後、カセラ教授の元で暮らすか親戚の元に移るかで悩んでいたが、クリスマスイブに教授に感謝の意を表すため、ロミオと演じた人形劇で教授の元に残り看護婦になる決意をする。 春が来てロミオたちが故郷に帰れる日が来た。アルフレドの墓前で黒い兄弟と狼団は平和同盟を結び、アルフレドの夢を一つ結実した。様々に別れを告げ、長いようで短かった半年が過ぎた。 10年後、ロミオは教師となりビアンカと結婚し、授かった子にはアルフレドと名付けた。時がたち煙突掃除夫として売買される少年はいなくなりロミオとアルフレドの夢は実現した。しかし同じように悲惨な状況下にある子ども達がまだまだいるということを忘れてはいけない…。

ってとこで〆。
何気に録画を始めた作品だったけど、いい作品だったなぁ。ミラノに売られて出て、故郷に帰るまでの期間が「半年」。今の感覚ではたった半年なんだけども、ロミオたちにとっては忘れがたき半年だよなぁ、と。何もしなければただ単にススまみれで過ぎただけの半年…。ある意味うらやましくもあり。悲惨な状況下にあってもそれを打ち破る行動力やココロの強さ、仲間の大切さ、リーダーシップ、様々に習うところの多い作品でした。次々に?出てくる少女達も魅力的でございました。 10年たった今も人気あるの判るわ。