魔法少女隊アルス 甘栗ちゃん
エバにアルスたちを思い出させるキーアイテムとなった甘栗ちゃん。うずもれた記憶をよみがえらすのに味覚や嗅覚の感覚を利用したのってなかなか上手いなと感心した。たかが甘栗というなかれ、エバにとっては強烈な印象だったってことですな。魔法界にはない食べられる木の実の食感、未知の食感・風味はアルスとのファーストコンタクトに強烈に関連付けられていたことがよくわかる。実際ちょっとした空気の匂いの変化で様々なことを思い出すことも少なくはない。なんでこんなことを思い出してるんだろう？なんてね。
魔法なりなんなりで暴走してしまう友人を救うため立ち向かう主人公…というプロットはまぁよくあるかなとは思うけどもその忘我の境地を脱するきっかけを、感覚に訴えたのってあまり例がないかも。およそアニメじゃ表現しにくいものだしね。
