手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

魔法少女隊アルス

思い返せば初めてライブで見たなぁと。春からやってて、金曜日休みだったのってこれが初めてだったんだ…なんて思ってみたりして。
さてさて、毎週言いますがやっぱ2話連続よりもこれっくらいが丁度いい。密度があるからかな〜。随分長く感じたけどやっぱり8分30秒なんだね。物語は佳境を迎えて毎週バタバタしてる感じではありますが、アテリアやシグマがアルスを救世主と認める中、本人はちっとも変わらず(ここんとこキライって方が多いですな)、助けてくれたシグマを置いて「何も言わずに」妖精を助けに引き返すような直情的な行動をとったりしてそういう自覚は全然ないんですな。アルスが救世主、とするならばその救世主たる証になろう「光の魔法」がどういうものなのかおぼろげにも見えてこないのがじれったいトコロ。実際劇中のその他大勢と同じように「アルスが救世主??」と信ずるに足る表出はまだまだなわけで…。人間だから、というのはまだちょっと弱い。エバがやっぱなんか噛みそうな気はしてるんだけども、どうかな〜?魔法が弱くなったのはウィッチヘヴンの崩壊が近いからか、はたまた…?(グランデがエバに何かしたあのシーンが何かしら伏線になっていると…信じたいなぁ)
思うに崩壊が何ゆえ起こっているのかがサッパリ語られていないのが不気味。俯瞰的に物語を見たい、ってのが普通の欲求であるけれども、そうじゃないんだなぁ、アルスの演出方法は。ひょっとして語られないのかも知れないけど、ある程度の説明は欲しい気がするね。(例えばグランデによる科学文明を謳歌する社会が排出する自然浄化能力を遥かに超える汚染物質が崩壊を導いた、とか。←これはチンプすぎる上、救いのないハナシですが)
物語を構築する上で穿った見方をすれば「ご都合」とも捉えられないキャラクターの行動等は不可避で、それが顕著になれば見ている方は「ありえない」と思ってしまうもの。私的には多少の「ご都合」は許容できるんですが、今回は「ん〜ちょっとムリがあるような…」ってところがいくつか。
ジダンがアテリアをハイドラの湖に逃がす時に魔族のスーツからちっちゃいアクアラングみたいなものを取り出したところ。四次元ポケットじゃないんだし〜、水兵とかなら別としてそんなもの都合よく出てこないって!ここは魔法とか科学とかじゃなくてアナログ?に徹して欲しかったような。
▼助けた子供が隊長さんの子供だったってのはな〜。で、隊長さん、なんかすまぬ〜って感じだしね。武士だねあんた。(例えば隊長さんがウィザードキングダムの崩壊を知ったとき息子の写真を見るとかさ)もう一伏線くらい欲しかったョ。

そうそうジダンは、、、っていうと死んじゃいないですね。ウィルの先例もあることだし。何より撃たれる直前アルスにまほうかけられてるし(マイマイパパパパ…)。

グランデは市民を助ける意思は無い模様で。恐らくは最後は全ての悪を背負った末に浄化されちゃう(自ら光る闇となり)のかな?と。

いずれにしても「救世主」「光の魔法」「闇の魔法の使い手」いろいろ気になるところではありますが…、

暴走パイレーツの再登場はないのかしらん?

人間界送りにされそうになった魔女たちの再登場はないのかしらん?

とその他にも、いろいろ楽しみにしてるんだけどな〜。