手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

ドラえもん のび太を愛した美少女

惜しい!大変に惜しい!なにがってターリネーナーがまっったくの「蛇足」でしかなかったこと。
んで、その蛇足でニュースサイトを賑わしてしまったこと。
だから、その蛇足に注目しちゃったもんだからせっかくよくできた物語なのに集中できず…。

「青い鳥(ルリビタキ?)」をからめたストーリーは思いのほか良かったし、ルリィの造形・行動もゲストキャラとして十分満足できるものだったし、のび太がルリィにシンパシィを感じるあたりなんかエエやん!て思ったけども、あぁ、返す返すもターミネーターみたいなターリネーナーいらねーーーっ!
ラストで、指先からなんか出してましたが、それまでの迫真の暴走したルリィとのび・ドラ・ドラミの悲しい戦いと打って変わってなにあの豆鉄砲みたいな描写。
ルリィがのび太を守って傷ついていく描写がまったく「痛み」を感じさせないものになってしまって残念ったらないね。(ドラえもんも同じく被弾してしてるんだけどねぇ…)

未来からロボットが過去やってきて未来を変えようとするプロットはターミネーターよりドラえもんの方がずーーっと先なんだから、コビ売るみたいにターミネーター(CM前にもろにターミネーターってテロップ出たもんね)って出す必要なんかないじゃん!
話題は「1時間の長編」「のび太を愛した美少女」ってだけで十分、見ようと思う人は見ると思うけどね。

私的にゃ今のドラの声とかは別に言うことはないんだけど、なんか視聴者に対する姿勢にギモンを感じずにはいられない「蛇足」でした。