手提猫のごろごろごころ

手提猫の感想・雑想・備忘録

ぽにょ

先の1日有給休暇、午前中は予定入れてなかったので、いろいろ考えていたら映画の安い日であることに気づいて、なにかと話題の崖の上のポニョを観に行こうと近所のシネコンに朝イチで出向く。
平日とはいえ夏休み。お子様がいっぱいだったけども、ガチャガチャすることなく静かに見られた。
詳しく書くとネタバレになるんでアレですが、めっちゃ傑作…とはさすがに思えなくて(^^;)、でもネットとかで酷評されてるほどひどくもないじゃん。って感じ。
ポニョと宗助のピュアァさにアテられなければOKかな。
リアルとファンタジーの境目がちょっとあいまいかな?とは思った。
ファンタジーなら気にならないようなところも、リアルな社会がそこにあるから色んなところで「大丈夫?」という印象になってしまう。私のアタマが硬いのかな。

映画を見終わる際、いつも気に入らないのは、エンドロールになった途端ワヤワヤ立ち上がり退場する人々。今回も家族連れが多いからそんなんかなぁ、と心配していたらGJなエンドロールが(いやロールではないか)。しまいのしまいまで立ち上る人はいませんでした。この一手間が嬉しかったり。
これだけでも見る価値あるかもね(^^;)。

[雑記]追記 プロフェッショナル

ポニョの企画段階から制作に入るあたりの密着取材が面白かったので、続編たる完成までの苦闘を描いたプロフェッショナル仕事の流儀を見た。
ポニョの公開前に読売テレビ(日テレ)でもポニョに絡めた宮崎駿特集みたいなのしていたけども、やはり描き方はNHKが深い。
アニメーターの原画に修正をいれるところ、上司に仕事の不備を指摘されたり修正を入れられたり、というのはどこの世界にもあるものだけども、グゥの音も出せないのは全てに精通し、一流をもっているからか。

番組を通じて再確認したのは、宮崎作品にヒロインが欠かせないように元気なバアちゃんも欠かせないんだね、と。そーいやジーちゃんの印象は薄い。